浄化とは?気分が晴れない日にできる身体と部屋のスピリチュアルな整え方を紹介

浄化とは?気分が晴れない日にできる身体と部屋のスピリチュアルな整え方を紹介

浄化とは心や体、部屋にたまったネガティブなエネルギーを取り除いて、本来の状態に戻すことです。

仕事や家事に追われたり人間関係に気をつかったりしていると、なんだか気持ちが重くなりませんか?

夜に眠っても気分が晴れない日が続いて、原因を探すなかで「浄化」の言葉にたどり着いた方もいるでしょう。

浄化は特別な道具をそろえなくても、窓を開けたり湯船に塩を入れたりと、簡単な方法ですぐに始められます。

この記事ではスピリチュアルにおける浄化の意味と必要なサイン、部屋と心身の整え方などを紹介します。

スピリチュアルな浄化とはネガティブなエネルギーを取り除くこと

スピリチュアルな浄化とは心や体、身の回りにたまったネガティブなエネルギーを取り除くことです。

浄化の語源は、古代ギリシャ語の「カタルシス」までさかのぼります。

カタルシスは、もともと不浄を払う清めの儀式を表す言葉で、のちに哲学や心理学で心の浄化を指す言葉になりました。

スピリチュアルの世界では、罪や心身の汚れのことを「穢れ(けがれ)」と呼びます。

たとえば人混みを歩いたあとに心が疲弊したり、不機嫌な人と話したあとに重い気分になったりするのは穢れの一つです。

浄化は穢れを払い、心と体を本来の状態に戻します。

浄化は神道の祓(はらい)として日本に根づいてきた

日本でも浄化は、神道の「祓(はらい)」として古くから受け継がれてきました。

祓は罪や穢れ、災いを心身から取り除くための神事です。

始まりは『古事記』や『日本書紀』に記された神話までさかのぼります。

亡き妻を追って黄泉の国を訪れたイザナギノミコトは、地上に戻ったあと水に入って身を洗い、黄泉の穢れを清めたそうです。

そして現代の暮らしのなかにも、祓の考え方はこのような形で残っています。

神道の祓(はらい)

  • 神社で参拝前に手と口を清める手水
  • 七五三で受けるご祈祷
  • 家にまつる厄除けのお札

日本人にとって浄化は、すでに身近な習慣で根づいているわけですね。

浄化が必要なサインは心と体と部屋に出る

浄化が必要なときは心と体、部屋などに変化があらわれます。

同じ状態が何日も続いていたりサインが重なっていたりするのは、浄化を行うべき目安です。

最近の自分の様子や部屋の空気を振り返りながら、次のサインに当てはまるものがないか確かめてみましょう。

浄化が必要なサイン

  • イライラや不安が続くときは心の浄化が必要
  • 疲れが取れないときは体の浄化が必要
  • 空気が重く感じるときは部屋の浄化が必要

イライラや不安が続くときは心の浄化が必要

イライラや不安が長く続くときは、心に穢れがたまっているサインです。

心に穢れがたまってくると、次のような状態があらわれます。

  • とくに理由もなく不安や焦りを感じる
  • 同僚や家族のささいな言葉が気になって頭から離れない
  • 「どうせ私なんて」と自分を責める考えが止まらない
  • 仕事や家事に集中できなくなる

たとえば友人とおしゃべりをしたり好きな動画を見たりしても、ひとりになると同じ不安や焦りがまた戻ってきていませんか?

気分転換をしても心が軽くならないときは、心の浄化を始めましょう。

疲れが取れないときは体の浄化が必要

医療機関で診てもらっても原因のわからない疲れが続くときは、体の浄化が必要なサインです。

体の不調の裏には病気が隠れている場合もあるため、まずは病院に行って健康状態を確かめましょう。

検査でとくに問題が見つからなかったあとも、次のような状態が続いていないか振り返ってみてください。

  • 肩や首が重い
  • 原因のわからないだるさが何日も続く
  • 頭がどんよりと重くて考えがまとまらない
  • 眠りが浅くて朝起きても疲れが残っている

当てはまるものがあれば、体に穢れがたまっていると考えて浄化を取り入れてみましょう。

空気が重く感じるときは部屋の浄化が必要

家にいるのに疲れたり落ち着かなかったり、部屋全体がどんよりと空気が重く感じたりするときは部屋の浄化が必要なサインです。

とくにこんな部屋は、空気が入れ替わりにくいため要注意です。

  • 昼間でも日が差し込まず薄暗い
  • 窓を開ける機会が少ない、また風も通らない
  • 使っていない物や服が床や棚に置いたままになっている

日が入らず風も通らない部屋では、外から持ち帰った穢れが出ていかないので少しずつたまっていきます。

3つのうち1つでも心当たりがあれば、この記事の後半で紹介する部屋の浄化方法を試してみましょう。

浄化で起こる変化

浄化を続けていくと、心と暮らしの両方に少しずつ変化があらわれます。

感じ方は人によって違っても、多くの人が気づく変化には共通点があります。

浄化を始めたあとの自分の姿を思い浮かべながら、起こる変化を確かめてみましょう。

浄化で起こる変化

  • 気持ちが軽くなってポジティブになれる
  • 家の居心地がよくなる

気持ちが軽くなってポジティブになれる

浄化を取り入れると気持ちが軽くなり、物事を前向きに受け止められるようになります。

心にたまっていたネガティブなエネルギーが抜け、頭のなかに余裕が生まれるためです。

たとえばこんな変化があらわれます。

  • 理由のわからない不安や焦りが薄れる
  • 同僚や家族の言葉を気にせず聞き流せる
  • 集中力が戻って後回しにしていた家事や仕事に手をつけられる

浄化が習慣化できれば心だけでなく体も軽く感じられるようになり、落ち込んだ日でも気分を切り替えやすくなります。

家の居心地がよくなる

部屋を浄化すると、家で過ごす時間がよりいっそう心地よくなります。

居心地の変化には、風水でいう「気」の流れが関わっています。

気とは空間を流れる「目に見えないエネルギー」のことです。

浄化によって重たい空気や散らかった物がなくなれば、部屋全体に気が巡りだすので心と体もリフレッシュできるようになります。

また気の流れが整った部屋は、運気も上向くといわれているので一石二鳥です。

部屋を浄化する方法

部屋の浄化は、特別な道具を用意せずとも始められる方法があります。

窓を開けるだけでできる方法だったりお香や水晶を使う方法だったり、主に6つの方法があります。

自分の生活に合った方法を取り入れてみましょう。

部屋を浄化する方法

  • 部屋の換気をする
  • お香やホワイトセージを焚く
  • 盛り塩や水晶を置く
  • 音叉や音楽を鳴らす
  • 観葉植物を置く
  • 日光を部屋に入れる

部屋の換気をする

部屋の浄化は、まず換気から始めましょう。

窓を閉め切ったまま一晩過ごすと部屋の空気が入れ替わらず、外から持ち帰った穢れもそのままとどまるためです。

朝起きたら、カーテンと窓を全開にして外の空気を部屋に通す習慣を身につけてください。

向かい合う2か所の窓を開けると風の通り道ができ、より空気が入れ替わりやすくなります。

換気のあとは床のホコリを払い、出しっぱなしの物を片づけるのがおすすめです。

換気と掃除で部屋が整うと空気が澄み、このあと紹介するお香や盛り塩による浄化も取り入れやすくなります。

お香やホワイトセージを焚く

香りで部屋を清めたいときは、お香やホワイトセージを焚きましょう。

お香や線香は、立ちのぼる香りと煙で部屋にたまった穢れを払ってくれます。

とくに帰宅後や来客のあとに焚いておくと、部屋の空気が切り替わりやすくなります。

ホワイトセージは北米原産のハーブで、お香よりも浄化の力も強いです。

引っ越し直後のように、部屋の空気を一新したい場面に向いています。

どちらを焚く場合でも、煙が部屋にこもらないように窓は開けておきましょう。

盛り塩や水晶を置く

換気やお香で整えた部屋をそのまま保ちたいときは、盛り塩や水晶を置きましょう。

塩は古くから穢れを払う素材として、神事に使われてきました。

その塩の力を部屋に取り入れるのが「盛り塩」で、小皿に粗塩を円すいの形に盛って部屋の四隅に置きます。

塩は湿気を吸って固まるため、3日から1週間に1回を目安に取り替えてください。

水晶は身の回りの穢れを払う力を持っています。

手のひらサイズの水晶を玄関か寝室に置いて、ときどき布でホコリを拭き取りましょう。

音叉や音楽を鳴らす

音の振動を使った浄化も、手軽に取り入れられる方法です。

神社の参拝で手をパンと打つ「柏手(かしわて)」や、お寺で鳴らす鐘の音には響きで場を清める意味があります。

自宅でも同様の浄化が、次の2つの方法でできます。

  • 川のせせらぎや波の音といった自然音を15分から30分ほど部屋に流す
  • 4096Hzの音叉を鳴らして部屋の四隅に音を響かせる

音叉(おんさ)は、たたくと決まった高さの音を出す金属製の道具です。

自然音は動画配信サービスで無料で探せるため、音叉が手元にない日でもすぐに始められます。

観葉植物を置く

部屋の気を整えながら緑のある暮らしも楽しみたいなら、観葉植物を取り入れましょう。

風水でも植物は悪い気を吸い取って、良い気を生み出すとされています。

初めて育てるなら、手入れの手間が少ない「サンスベリア」や「ポトス」がおすすめです。

  • サンスベリア:乾燥に強いので土が乾いてから水をやれば育つ
  • ポトス:日当たりの弱い場所でも育つ

植物の浄化の力は、生きて育っている状態から生まれます。

葉が枯れて元気がなくなったら、新しい鉢と取り替えましょう。

日光を部屋に入れる

部屋の浄化の仕上げとして、日光を部屋に取り入れましょう。

神社へのお参りは朝日で境内が清められた時間帯が最適といわれるほど、太陽の光には場を清める力があります。

厚手のカーテンやラグを白系でそろえるのもおすすめです。

光を受けて部屋が明るく見えるうえに、白そのものが浄化の力を持っています。

日中はカーテンを開け、窓辺に物を置かずに光が部屋の奥まで届くようにしておきましょう。

心と体を浄化する方法

部屋を整えたら、次は自分自身の心と体を浄化しましょう。

心と体の浄化も、誰でもかんたんにできるものしかありません。

気軽に始められる3つの浄化方法をみていきましょう。

心と体を浄化する方法

  • 塩風呂に入る
  • 瞑想をする
  • 自然や神社に出かける

塩風呂に入る

体にたまった穢れを落とすには、塩風呂が最適です。

塩風呂は、葬儀から帰ったときに体に塩をふりかける「清め塩」と同じ考え方の浄化方法です。

塩風呂は次の手順で入りましょう。

  • 湯船に粗塩を大さじ2〜3杯入れて溶かす
  • 15分ほど肩まで浸かって体を温める
  • 湯船から上がる前にシャワーで塩を洗い流す

塩風呂は汗をかきやすいともいわれているので、1日の疲れを取りたい日にもピッタリです。

ただし頻繁に入ると肌が乾燥して荒れる原因になるので、毎日は避けましょう。

瞑想をする

心にたまった穢れを払いたいときは、瞑想を取り入れてみましょう。

瞑想とは、呼吸に意識を向けて心を静める方法です。

呼吸に集中しているあいだは、人から受け取ったポジティブな感情やネガティブな感情、不安などが頭から離れます。

初めて瞑想をする人は、次の手順で試してみてください。

  • 静かな場所で、あぐらか正座で背筋を伸ばして座る
  • 鼻から深く息を吸って、口からゆっくり吐き出す
  • 吸う息と吐く息だけに意識を向ける

寝る前や朝起きたあとに5分だけでも瞑想を取り入れれば、穢れを溜めずに過ごせます。

自然や神社に出かける

気分もリフレッシュしたいときは、自然のなかや神社に出かけましょう。

神社で受ける祈祷や厄除けは、日本で古くから行われてきた浄化の一つです。

参拝前に手水舎で手と口を清める作法にも、穢れを払う意味が込められています。

休日に近くの神社へ行き、鳥居の前で一礼してから、境内の空気を深く吸い込んでみましょう。

神社まで足をのばせない日は、公園や川沿いを歩くだけでもかまいません。

木々の緑や川の流れに目を向けながら歩くと、仕事や家事で張りつめていた気持ちが切り替わります。

浄化は週に一度を目安に自分の状態で増やす

浄化は一度きりではなく、継続して行うほうが穢れもたまりにくくなります。

とくに換気や掃除、日光を入れる方法は費用も道具もいらないため毎日行うのが理想です。

とはいえ仕事や家事に追われて、毎日行うのは難しい人もいるでしょう。

その場合は週に一度を目安にして、自分の状態をみながら回数を増やしてみてください。

気分が落ち込んだ日や人混みに出かけた日は、その日のうちに浄化を行うのがおすすめです。

また月の光がもっとも細くなる新月は、リセットの意味も含まれているので浄化に向いている日です。

塩風呂だけは肌を傷めないように、多くても週2〜3回までにしましょう。

まとめ|浄化で心身の汚れを取り除いて心地よい毎日を過ごそう!

浄化とは心や体、部屋にたまったネガティブなエネルギーを取り除いて、本来の状態に戻すことです。

換気や盛り塩、塩風呂や瞑想など、道具や費用をかけずに誰でも気軽に始められます。

大切なのは一度で終わらせずに、日々の生活のなかで続けることです。

さっそく今日は窓を全開にして5分空気を入れ替え、夜は湯船に粗塩を大さじ2〜3杯入れて15分浸かってみましょう。

週末に部屋の四隅へ盛り塩を置いて翌週末に取り替えれば、週に一度の浄化が習慣になります。